【引き寄せの法則】ネガティブ思考でも引き寄せられる体質になれる5つのコツ

引き寄せの法則とは、自分自身の身に起こること、出会う人のすべては自分の思考が引き寄せるものと考えます。
ネガティブ思考の人には悪い出来事が、そしてポジティブ思考でいられる人には良い出来事が引き寄せられるのです。
しかし、ネガティブ思考で悲観的な性格の方にとって、ポジティブ思考にシフトチェンジするのは、そう簡単なことではないでしょう。
今回は、ネガティブ思考の方が良い出来事を引き寄せるられる、「引き寄せ体質」になる方法についてご紹介します。
Contents
ネガティブ思考の人が引き寄せ体質になる方法
引き寄せの法則でいうネガティブ思考とは、ある望みに対して「やっぱり無理だ・こうなったら困る」と考え続けることを指します。
ネガティブに思う時間が長く、かつその思いが強ければ強いほど、悪い出来事は速く実現します。
しかし、それがすぐに実現化するわけではなくタイムラグがあるので、ネガティブ思考になったとしても気持ちを切り替えられれば問題ないのです。
どんなにポジティブ思考の人でも、嫌なことがあれば落ち込んだり、自分を責めたりする瞬間は必ずあるものです。
しかし、ポジティブ思考の人は悪いことの中でも良い点を見つけたり、前向きに捉えようと試行錯誤することで、悪い出来事を回避することができます。
つまり、ネガティブ思考の人でも、気持ちを上手に切り替える練習を積むことで、引き寄せられる体質を作ることができるのです。
その体質を作るためには、次の6つの手順を日常に取り入れてみることをおすすめします。
①考え過ぎない
ネガティブ思考のタイプは、ポジティブ思考の人と比較すると、すべてにおいて考え過ぎていることが多いはずです。
- 常に最悪の事態を考えている
- 良いことがあっても何かしら疑う
- 他人のことまで考えてしまう
- 他人からどう見られているかを気にし過ぎる
これらのネガティブ思考だけでなく、他人の言動やテレビやネットなど、外部からの情報も引き寄せを阻害します。
また、ネガティブ思考の人は繊細で、あらゆる状況に対して過敏に反応するものです。
考え過ぎたり、他の情報に惑わされたりする人は、目の前に起きている状況に感情が左右され、望みよりも現状に意識が向くのです。
結果的に、引き寄せの法則で最も重要な「自分の本当の望み」に対して、意識が集中できず、引き寄せがうまくいかなくなるのです。
②無になる
思い通りにならないことが起きたり、将来に不安を感じたりすると、一気に悪い方向へと考える癖がついているはずです。
まずは一度踏み止まり、感情をリセットして無の状態になることを目指しましょう。
考えることが当たり前になっているネガティブ思考の人にとって、考え過ぎないようにするのは難しいと感じるもの。
また、引き寄せの法則で良くある「良い気分にする」ことも、ネガティブ思考の人にとって大きな壁になる場面もあるはずです。
落ち込んだ気分のときに無理やり明るい気分にしたところで、ストレスと感じるのは当然といえば当然でしょう。
そこで、ネガティブ思考の人が引き寄せをしたい場合は、良くも悪くもない、無の状態に自分を持っていくことが重要です。
また、思考をリセットするのが難しい場合は、部屋を掃除したり、断捨離をしたりすることも無になるのに効果的です。
③自分自身を第三者目線で見る
物事は捉え方次第で、まったく違うものになることをご存じかと思います。
たとえば、コップに半分くらいの水が入っていたとして、「まだ半分ある」と「もう半分しかない」と考えるかによって、気分が異なるのがわかるでしょう。
ネガティブ思考では後者の考え方をするのに対し、ポジティブ思考の人は良い方に考えることで、気持ち良くいられるように軌道修正しているのです。
しかし、ネガティブ思考はこれまで培った信念を基にしているため、考え方を180度変えるのは難しい点があるでしょう。
また、ネガティブ思考に陥ると自分の考え方に固執して、他の意見が耳に入らない方も多いはずです。
それを防ぐためには考え方を変えるよりも、自分自身を第三者目線で「俯瞰」から見るようにすると、自分か置かれている状況を冷静に見ることができます。
「落ち込んでいる」「現状に不満を感じている」という風に、自分とは遠く離れた神視点のような位置から自分を見つめてみましょう。
そうすることで「落ち込むほどひどい状況ではない」、ということに気付けるようになれるはずです。
④言葉をコントロールする
思考を変えることは簡単にはいかないもので、日々の積み重ねが必要になります。
その練習ももちろん大切なことですが、思考よりもコントロールしやすいのは言葉です。
頭で考えていることとは、まったく違う言葉が出てくる経験をしたことは一度はあるでしょう。
つまり、ネガティブ思考の人であっても、ポジティブで気分が良くなる言葉を、思考になくとも発することができることを上手に利用しましょう。
しかし、ネガティブ思考の人は「〇〇になったら嫌だ」という、実現して欲しくない言葉を無意識に発していることが多いはずです。
引き寄せ体質になるためには、「〇〇になったらいいな」という、実現してほしいことを言葉にすることが重要です。
- 雨が降ったら嫌だな⇒晴れるといいね
- フラれたら嫌だな⇒いつか付き合えたらいいな
- 喧嘩したからフラれそう⇒仲直りできたらいいな
- 失敗したら嫌だな⇒失敗してもやり直せばいいや
また、ネガティブ思考な人は、普段の言動が愚痴っぽいという特徴があります。
たとえば、「仕事がつらい、仕事を辞めたい、お金がない、何もかも上手くいかない、恋人ができない」など、挙げればキリがないくらい愚痴は出てくるはずです。
しかし、そのような言葉を言い続けると、愚痴ったことが現実に起こるのも引き寄せ法則の特徴でもあります。
愚痴っぽい言葉をポジティブに変えるのが難しい場合は、愚痴を言う回数を極力減らすようにしてみましょう。
言霊という言葉があるように、愚痴を減らすことで言葉の持つパワーを良い方向へと切り替えられるようになります。
言うことがなくなってしまうと感じるかもしれませんが、良くないことを引き寄せてしまうことを優先すべきではありません。
ただし、愚痴はストレス解消法であるのも事実で、何も言わないことで逆にストレスを溜めてしまう原因になりかねません。
愚痴を言う時間を決める、今日だけは愚痴を言わないなど、愚痴を言う癖を適度にコントロールするようにしましょう。
⑤ネガティブ思考を恐れない
日々の積み重ねでネガティブ思考から脱却しつつある状態のときは、ネガティブ思考になることを極端に恐れることがあります。
また悪いことが起きるのでは?という不安と、ネガティブ思考をしててしまったという罪悪感から、結果的にネガティブな感情が生まれてしまうためです。
しかし、ネガティブ思考はすべて悪いことではなく、真面目で慎重で、軽率な行動をしないというメリットもあります。
その真面目さゆえに、絶対にネガティブ思考になってはいけない!と考えがちになりますが、「ネガティブ思考になっても大丈夫」と受け入れることが大切です。
そうすることで気持ちがスッと楽になり、ネガティブ思考になったとしても、自分を責めたり悩んだりすることがなくなるでしょう。
また、ネガティブ思考になりそうなときは、じっと考えずに散歩や買い物に出かけるなど、身体を動かすのも効果的な方法です。
まとめ
引き寄せの法則は「良い気分」でいることが前提ですが、ネガティブ思考だからと諦める必要はないのです。
今の自分から変わりたい、ダメな自分から脱却したい、そんな気持ちがあれば、良いことを引き寄せられる可能性は十分にあるといえます。
凝り固まったネガティブ思考が薄れてきたら、次は実践的な引き寄せの法則を試してみましょう。
関連記事で恋愛と結婚に関する引き寄せ方法をご紹介していますので、本格的な引き寄せにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?