1. TOP
  2. 健康
  3. 更年期症状に効く漢方12選~体質チェックで正しい漢方を選ぶ方法

更年期症状に効く漢方12選~体質チェックで正しい漢方を選ぶ方法

女性が年齢を重ねると起きる更年期の症状は、日によって変化したり、何となく調子が悪いと感じることもあります。

原因のはっきりしない症状を不定愁訴(しゅうそ)と呼び、漢方薬はその改善に威力を発揮します。

しかし漢方薬はおよそ150もの種類があることに加え、更年期症状に良い漢方薬といわれてもどれを選べばいいのかわからないと思いませんか?

そこで更年期症状に効果的な漢方薬の種類と注意点、また更年期症状が起きやすい体質の改善方法などを詳しくご紹介してきます。

Sponsored Link

 更年期症状の治療に漢方薬が選ばれる理由

更年期と一口に言っても症状の出方は人それぞれ異なり、またその症状が軽度、重度になるかも個人差が大きいです。

更年期の年代と症状の種類
  • 30代後半~ストレスや生活習慣により自立神経の乱れで起きるプレ更年期
  • 40代後半~更年期の症状を自覚するものの日常生活に支障はない
  • 40代後半~更年期症状が重度で日常生活に支障がある更年期障害

おおまかに分けると上記の3タイプに分類され、ほてりやのぼせ、イライラや気分の落ち込みといった更年期特有の症状があらわれます。

その心と身体にあらわれる症状に対して、漢方薬は様々な効果をもたらしてくれるのです。

ではなぜ更年期症状に漢方薬が向いているのか、その理由を詳しくご紹介します。

原因が特定できなくても治療できる

西洋医学では症状の原因が特定できないと、治療が難しいという面があります。

ですが東洋医学の代表である漢方薬は、症状に対する治療が得意分野。

そのため原因がはっきりしない(不定愁訴)更年期症状と相性がいいのです。

更年期症状は女性ホルモンの分泌量の減少や、ストレスや生活習慣など、さまざまな要因が入り組んで起こります。

そのため原因の特定が難しく、不調があるにもかかわらず検査を受けても異常が見つからないということも珍しくありません。

そこで漢方薬の特性が更年期症状に活かされるため、あらゆる不調に効果が期待できるのです。

幅広い症状に対応してくれる

症状が重なったり、日によって症状が変わることがあるのが更年期症状の特徴。

そして漢方では心と身体は別ではなく一体であるという考え方なので、心と身体の症状にも効果が期待できるのですね。

また効能が異なる10種類前後の生薬が配合されているため、複数の症状を同時に改善できるのも大きな特徴です。

西洋医学では複数の薬を飲む必要がありますが、漢方薬では少ない種類で効果が期待できるのが大きなメリット。

例えば代表的な症状のほてり、だるさ、肩こり、イライラといった症状を、1種類の漢方薬でカバーできるのです。

見出しそれは漢方ならではの考え方が影響しているのです。

身体のバランスを保つ「気・血・水」
生命エネルギーの源

体全体の機能を正常に保つ
自律神経の機能を担う
血と水を全身に配る
食欲から消化吸収までの機能を調整する
血液とその循環作用
体のすみずみまで酸素と栄養を運ぶ
体内の老廃物を取り除く
ホルモンの分泌を調整する
体の機能の微調整
血液以外の全身をうるおす水分皮膚や粘膜を丈夫にする
病原菌の侵入を防ぐ
体に侵入した病原菌を殺す
免疫機能を担う

この3つの要素で人間の身体が成り立っている、というのが漢方での考え方なので、不調が起きるのはこのバランスが崩れた結果

すなわち漢方薬は3つのバランスを整えて全身に作用するため、全身に起きるさまざまな症状に効果が期待できるのです。

ホルモン補充療法ができない人も治療できる

月経があるプレ更年期世代の不調には、低用量ピルが効果的な治療のひとつです。

そして閉経が近づく40代後半はエストロゲンの分泌量が急激に減るため、ホルモン補充療法(以下・HRT)が漢方薬と並ぶ更年期症状の2大治療法

HRTとは不足する女性ホルモンを補う治療法で、特にのぼせ・ほてりなど身体の症状に劇的な改善をもたらします。

しかしHRTは病歴や生活習慣によって、治療を受けられない人がいることがデメリットと言えます。

ホルモン補充療法(HRT)を受けられない人
  • 乳がん・子宮体がん・子宮頸がんになったことがある、又はその疑いがある
  • 血栓症になったことがある、又は血栓症がある
  • 狭心症・心筋梗塞・脳梗塞になったことがある
  • 妊娠する可能性がある
  • 血栓ができやすい人(喫煙者・肥満体)

これらの条件に該当する方は、漢方薬が主な治療法になります。

またHRTを受けている方や日常的に飲んでいる薬がある方でも、漢方薬の併用は可能です。

特に心の症状と不眠に効果的

身体の症状の改善が得意なHRTとは対照的に、漢方薬は心の症状と不眠に高い効果があると言われています。

更年期治療で代表的な3大処方と呼ばれる『加味逍遥散・桂枝茯苓丸・当帰芍薬散』がこれにあたります。

これらの漢方薬は身体の症状にも効果はありますが、心の症状の方により効果があったと答える女性が多いです。

3大処方で効果が高い心の症状
  • 夜に目が覚める
  • イライラ・憂うつ
  • 動悸・めまい
  • 神経質である
  • 興奮しやすい
  • 意欲がわかない
  • 小さいことにくよくよする
  • 不安感がある
    参考図書:女性ホルモンの教科書

心の症状もつらいのですが、不眠の悩みは想像以上のストレスになるもの。

よく眠れないと態が続くと疲労が溜まっていき、イライラなど心の症状がさらに強くなってしまいます。

また睡眠はストレス解消につながるため、更年期症状の改善にはまず睡眠の問題を解消することが大切。

漢方薬はその悩みをまるごと解消してくれる、まさに万能な効果を持っているのです。

更年期症状の予防・プレ更年期にも効果あり

更年期症状の治療にも良い漢方薬ですが、生活習慣の中に取り入れることで症状を未然に防ぐこともできます。

西洋医学の薬は病気になってから飲むのと違い、漢方薬は病気になる前に飲んでも大丈夫な薬です。

そのため症状がまだ軽い人や、30代頃からストレスや生活習慣が原因で起きるプレ更年期でも効果が期待できるのです。

更年期症状に効果的な漢方の選び方

漢方はその人の体質に合った薬を選ぶことで、効果が飛躍的にアップします。

その体質は実証・虚証・中間証という3タイプに分けられていて、その判断は以下のチェック項目で確認することができます。

「虚証」タイプチェック「実証」タイプチェック
胃腸が弱い胃腸が丈夫
疲れやすい疲れにくい
肌が乾燥する・肌荒れしやすい血色が良い
声が細い・高い声が太い・大きい
便はやわらかめ便がかたい
コロコロ便になりやすく、便秘しても4~5日は平気便秘しやすく、便秘すると1日でもつらい
尿の色は薄く、回数が多い尿の色が濃く、回数が少ない
月経不順になりやすい月経は順調で、量も多い
冷房が苦手冷房が好き
風邪をひきやすく、治りにくい風邪をひきにくいが、ひくと高熱がでる
おなかの肉にハリがないおなかの肉に十分な弾力がある
※どちらも当てはまらない、又どちらも同等に当てはまる方は「中間証」(最も健康的な状態)

チェックしてみていかがでしたか?

この「証」で体質を分類することではじめて、体質に合った漢方薬を選べるようになります。

なぜかというと例え同じ症状がでていたとしても、体質が違うと合う漢方薬が異なるためです。

では更年期症状の治療に使われる代表的な漢方薬を、改善できる症状と合う証を一覧にまとめました。

薬名証・体質効果のある身体の症状効果のある心の症状
加味逍遥散
(カミショウヨウサン)
中間証~虚証

身体が弱く精神不安定
ほてり・のぼせ
肩こり
疲れやすい
冷え性
不眠
生理不順
イライラ
不安
桂枝茯苓丸
(ケイシブクリョウガン)
実証

がっちり体型で下半身が冷えやすい
のぼせ(上半身)
冷え(下半身)
肩こり
生理痛・月経異常
ニキビ・肌荒れ・シミ
桃核承気湯
(トウカクジョウキトウ)
実証

のぼせる・便秘がち
のぼせ(上半身)
便秘
頭痛
腰痛
めまい
生理痛・生理不順
不安
イライラ
(特に生理前~生理中)
当帰芍薬散
(トウキシャクヤクサン)
虚証

虚弱体質で貧血気味
貧血
冷え性
めまい・耳鳴り
頭痛・腰の冷え
むくみ
生理不順
抑肝散
(ヨクカンサン)
中間証

イライラしやすい
不眠イライラ
怒りっぽい
興奮しやすい
神経が高ぶる
甘麦大棗湯
(カンバクタイソウトウ)
中間証~虚証

悲観的な言動がある
不眠激しい怒り
極度の不安
神経過敏
女神散
(ニョシンサン)
実証~中間証

のぼせ・めまいが強い
ほてり・のぼせ
めまい
不眠
頭痛
動悸
生理不順
イライラ
精神不安定
温清飲
(ウンセイイン)
中間証

肌の色つやが悪い
冷えのぼせ
皮膚の乾燥・かゆみ
不眠
生理不順・月経困難症
イライラ
神経の興奮
不安
柴胡桂枝乾姜湯
(サコケイシカンキョウトウ)
虚証

身体が弱い
貧血
冷え性
不眠
動悸・息切れ
神経過敏
気分の落ち込み
不安
軽度のうつ
加味帰脾湯
(カミキヒトウ)
中間証~虚証

貧血気味で虚弱体質
胃腸が弱い
全身のだるさ
不眠・よく眠れない
食欲不振
不安
憂うつ
イライラ
防已黄耆
(ボウイオウギトウ)
中間証~虚証

色白で水太り体型
むくみ
多汗症
胃腸が弱い
だるさ
少食なのに太る
生理不順
補中益気湯
(ホチュウエッキトウ)
虚証

動くとすぐ疲れる
体力がない
全身のだるさ・疲れ
食欲不振
夏やせする
寝汗をかく

このように症状が似ていても証と体質が異なると、合う漢方薬も異なることがお分かりいただけたかと思います。

ご自身の症状と証・体質に合わせた、漢方薬選びの参考にしてみてくださいね。

漢方薬にまつわる疑問を解決しよう

飲み慣れた西洋医学の薬とは違って、薬の選択肢に漢方薬が登場することは少ないかと思います。

そのため漢方薬の飲み方や買い方など、さまざまな疑問がでてくるかと思います。

そこで漢方薬をはじめるにあたり、よくある疑問をひとつひとつ解消していきましょう。

副作用がないのは本当?

『西洋医学の薬には副作用がつきもの、でも漢方薬は副作用がないから安心できる』

こういった見解を持つ方が、世間ではかなり多いですよね。

しかし漢方薬は“薬”と名が付いているだけあって立派な薬で、副作用がまったくないというのは間違いです。

漢方薬によって出る副作用は、吐き気、下痢、発熱、湿疹、生薬のアレルギー症状などが代表的。

※生薬のアレルギー反応は「甘草・黄芩(おうごん)」でごくまれに出ることがある

しかしこれらの副作用が出るときは、体質と証に合わない漢方薬を飲んだ場合に起こります。

そのため自分の体質に合った漢方薬を飲んでいれば、副作用がでるのは比較的少ないというのが正しい考え方です。

効き目が出るまでの期間は?

漢方薬は効き目が出るまで、通常では1~3か月はかかることが多いです。

特に慢性的な症状な場合はゆっくり効果が出るため、最低でも1か月以上は継続して飲む必要があります。

しかし症状と体質にぴったり合った漢方薬を飲んだ場合、数回の服用ですぐに効果を実感できることも。

またイライラに効果のある抑肝散・甘麦大棗湯は、即効性がある部類の漢方薬と言われています。

効果的な飲み方は?

漢方薬は食事と一緒に飲むと吸収が悪くなるため、必ず空腹時に飲むとより効果的です。

食前・食間(食後2時間後)に必ず飲む時間を決めて、飲み忘れのないようにしましょう。

もしも飲み忘れてしまった場合は、食後に飲んでも大丈夫です。

しかし飲み忘れた分を取り戻そうと、一度に2回分を飲むことはNGです。

そして市販や処方で使用される漢方薬は煎じ薬とエキス剤が主流で、それぞれ飲み方が異なります。

煎じ薬

煎じ薬とは生薬(草、木、根)を乾燥させたものを、そのまま水で煎じて飲む、液体の漢方薬のこと。

土瓶など金属以外の容器で弱火で30分ほど煮出して成分を抽出するため、煮出す手間がかかります。

しかし液状なので消化吸収がよく一番効果が高いと言われています。

また専門医では体質と症状に合わせて薬の量を調整してくれるため、オーダーメイドの漢方薬を作ることができます。

デメリットとしては煮出す手間の他に、漢方薬独特の匂いや味がするため飲みにくいと感じることでしょう。

しかし漢方薬の効果が最も高いので、つらい症状に悩む女性にはおすすめです。

煎じ方の効果的な飲み方

  1. 土瓶などに水を600mlと煎じ薬を入れる
  2. 弱めの中火で沸騰したら弱火にし、軽く煮立つくらいの火加減で約30分煮出す
  3. 水分が半分になったら火からおろし、すぐに茶こしやガーゼでカスを取り除く
  4. 朝昼晩と3回に分けて、あたたかいうちに飲む(必ず当日中に飲み切ること)
  5. 保存する場合は冷蔵庫に入れ、飲む前にあたため直す

エキス剤

エキス剤とは煎じ薬をフリーズドライなどで乾燥し、顆粒状に加工した飲みやすいタイプの漢方薬です。

エキス剤は煎じ薬のように成分の量を調整するのが難しい反面、煎じる手間がないのが大きなメリット。

市販や病院で処方される漢方薬はエキス剤が一般的なので、はじめて飲むのがエキス剤である方がほとんどです。

エキス剤の効果的な飲み方

顆粒をそのまま飲んでも問題はないのですが、湯のみにお湯とエキス剤を入れて溶かして飲むとより効果的です。

お湯で溶かすことで本来の煎じ薬の状態になるため、より効果が出やすくなるわけです。

また外出先でお湯を用意できない場合、お湯で溶かしたエキス剤を水筒に入れて持ち歩く方法が便利。

どうしても顆粒のまま飲まなければいけない場合は、必ず水かぬるま湯で飲むようにしてください。

水以外の飲み物だと効果が阻害される可能性があるので、水が最も漢方薬に適しているのです。

漢方薬を止めると症状がぶり返す?

漢方薬も西洋医学の薬と同じで、症状が改善されたら飲むのを中止しても大丈夫です。

漢方薬には体質改善の効果があるため、すぐに止めたとしても症状がすぐにぶり返すことはまずありません。

しかし漢方薬だけに頼り切って生活習慣に気を使わないとぶり返すことも考えられます。

日々の食生活や運動など、健康的な生活を心がけることも大切です。

やはり専門医に処方してもらうべき?

漢方薬は市販のものもたくさん販売されているため、手軽にはじめやすいのも確かです。

しかし漢方薬を素人判断で服用した場合、体質に合わず副作用に似た体調不良が起きることも。

最初は漢方薬を処方してくれる病院(漢方外来、女性外来、婦人科など)また専門家がいる漢方薬局などで相談しましょう。

どうしてもドラッグストアなどの市販の物を試したいなら、店内の薬剤師と相談してから購入するようにしてくださいね。

しかし病院で医師に処方してもらうと健康保険が適用されるため、市販の方が割高になるのがデメリットと言えます。

ただし体質改善の目的や症状が表立っていない未病の段階では、保険が適用されないので注意してください。

病院に行く時間が取れない場合は?

病院に行く時間が取れない、また近くに漢方薬を処方してくれる病院がない、そんな方もいるかと思います。

また更年期特有の『何となく調子が悪い』という状態であれば、更年期症状をやわらげる成分を配合したサプリメントで代用するのがおすすめ。

更年期症状に効果的な成分
  • サポニン
  • エクオール(大豆イソフラボン)
  • プラセンタ
  • マカ

これらのサプリメントに含まれる成分は、女性ホルモンを補う効果などで更年期症状を緩和します。

そしてサプリメントは健康補助食と呼ばれ、薬ではないため副作用が起きる可能性はかなり低いのが特徴です。

しかし効果がない粗悪なサプリメントも多く出回っているため、効果を体感した口コミが多いもので判断するようにしましょう。

この中でも特におすすめなのは、自立神経を整えるサポニンが多く含まれれる和漢植物の田七人参を配合したサプリです。

他にも良い口コミが多いサプリメントもあるので、以下の記事で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

自分でできる!6タイプの体質と改善方法

先ほど漢方の考え方で『気・血・水』の3要素によって、身体が成り立っているとお伝えしました。

そしてその3要素がストレスや生活習慣などが原因でバランスが乱れることで、さまざまな症状が起こるのが漢方の考え方です。

そしてそのバランスが乱れた状態の体質を6つに分類して、その体質ごとになりやすい症状と病気を明確にするのです。

また分類された体質により自分の体質がさらに詳しくわかるため、体質改善のヒントにもなるのです。

漢方薬の効果だけに頼らずに、自分でできる体質改善方法も合わせることで、さらに症状が改善されやすくなります。

まず気・血・水のバランスが乱れる6つの体質のうちどれに当てはまるのか、自覚症状のある症状があるか確認してみてください。

今の身体の状態をチェックしましょう》

次のA~Fの診断の中で、すべて当てはまるものをチェックしてみてください。

A
▢手足は冷たいのにのぼせる
▢めまいがよくある
▢ちょっとした動きでも動悸がする
▢頭痛がある
▢顔が赤くなりやすい
▢最近眠れないときがある
▢イライラしている
▢強い不安感
▢パニック発作
▢焦燥感があり、驚きやすい
▢不安を感じる
▢息が深く吸えないと感じる
▢のどのつかえ、締めらる感じがする
▢気分が憂うつ
▢帽子をかぶっているように頭が重い
▢無気力である
▢イライラして怒りっぽい
▢寝起きが悪い
▢お腹が張る
▢おならやげっぷがよく出る
C
▢元気がない
▢活発に活動できない
▢疲れやすい
▢風邪をひきやすい
▢食欲がない
▢集中力がない
▢会話がない
▢顔色が悪い
▢汗をかきやすい
▢性欲が低下した
▢目の下にクマができやすい
▢おへその周りを押すと痛みがある
▢肌荒れしやすい
▢舌や歯茎がむらさき色っぽい
▢内出血(あざ)が多い
▢口が渇きやすい
▢痔がある
▢月経異常がある
▢感情の起伏が激しい
▢冷えがある
▢顔色が悪い
▢貧血気味
▢肌がかさかさする
▢手足がしびれやすい
▢抜け毛が多い
▢目が疲れやすい
▢月経不順がある(経血が少ない)
▢夜に眠れないことがある
▢爪が割れやすい
▢冷えがある
▢むくみやすい、水太り気味
▢水っぽい鼻水がでる
▢尿の量が多すぎるor少なすぎる
▢関節痛がある
▢頭痛がする
▢乗り物酔いしやすい
▢立ちくらみしやすい
▢下痢になりやすい
▢手足が冷える
▢動悸や息切れしやすい

出典:東洋医学のしくみと治療法がわかる本

A~Fの項目で6個以上のチェックが入った場合、「気・血・水」でトラブルが起きている可能性が高いです。

またチェックが1つの場合は未病(病気予備軍)、2つ以上は症状が慢性化していると考えられます。

該当する項目が少ないからと安心せず、症状を進行させないために、次にお伝えする体質改善方法を取り入れることをおすすめします。

そして1つのチェック項目で6個以上当てはまった場合、以下の体質に分類されます。

ではこれらの体質の原因、起こりやすい症状、そして日常生活でできる改善方法をご紹介します。

※タイプをクリックすると、その項目にジャンプします。

気逆タイプとは?

気逆とは本来なら上から下へと流れる気が、上半身に向かって逆流している状態のこと。

そのため下半身に流れる気が不足し、上半身や頭部に特に偏ってしまうのです。

怒ったときに顔が赤くなるのは気が頭部にのぼっている状態、といえばわかりやすいでしょう。

気が集まることで熱が生まれるため、上半身がのぼせるホットフラッシュ、そして気が不足する下半身が冷えてしまうのです。

更年期症状にとても近い症状が起きるのが、この気逆タイプと言えます。

原因起きやすい症状起きやすい病気
過度のストレス
激しい怒り
自律神経が不安定
冷えのぼせ
手足の冷え
めまい・偏頭痛
動悸
顔が赤くなる、また熱くなる
強い不安感や焦燥感
手足のしびれ・痛み
高血圧症
ドライアイ
円形脱毛症

気逆タイプの改善方法

気逆タイプの改善方法のポイントは2つ、リラックスする、下半身をあたためること。

手足や下半身が冷えるとさらに気が上にのぼりやすくなるため、手足や下半身を半身浴などであたためるようにしましょう。

そしてあたたかい食事やお茶を飲むことで、身体を内側からあたためるのも効果的です。

気逆タイプにおすすめなのは緑茶やココアで、飲むことでリラックス効果も得られるので一石二鳥です。

そして急激な怒りに即効性のある『抑肝散・甘麦大棗湯』を常に持ち歩き、怒りを感じたときに服用するのも効果的です。

気滞タイプとは?

体内の気がスムーズに流れず滞ったり、つまる状態のことを、気滞と呼びます。

気のつまりはさまざまな部位に起こるため、のどがつかえた感じやおなかが張るといった身体の症状がでるのも特徴。

そして気が流れないと気持ちがふさぐため、イライラや憂うつ感など精神的に不安定な状態になってしまいます。

原因起きやすい症状起きやすい病気
ストレス
考え事が多い
不安や心配事が多い
不規則な生活
食生活の乱れ
運動不足
イライラ・怒りっぽい
憂うつ・不安感
頭痛・めまい・耳鳴り
不眠・寝つきが悪い
のどがつまる
おなかが張る
ガスやげっぷが増える
PMS(月経前症候群)
自律神経失調症
神経症
神経性胃炎
うつ病
拒食症・過食症

気滞タイプの改善方法

気滞は精神的なストレスで起こるので、ストレスを解消してリラックスすることが第一の改善方法です。

考え事をしやすいのも気滞タイプの特徴で、リラックスするのが下手な面もあります。

そこでおすすめなのは深呼吸や、気のめぐりを良くする効果のある香りを上手く利用しましょう。

食べ物であればレモンやみかんなどの柑橘類シソやミョウガなどの爽快感のある香りの物をとるようにしましょう。

また現実逃避できるような楽しいことを見つけて、気分転換がうまくできるようになれると改善されやすくなります。

気虚タイプとは?

気虚は生命エネルギーである、気が不足している状態を指します。

気が不足すると元気がなくなり、無気力感や抑うつ状態になりやすいくなります。

また食欲不振や食べ物の味を感じない、また食べ終わったときに疲れを感じるといった症状が起きることも。

気は食べ物から作られるため、気虚で食欲不振や消化吸収能力が低下することで気が作られない悪循環をまねきやすくなります。

病気で弱っているときは気を消耗しているのですが、それは気虚と同じ状態です。

すなわち気虚とは、風邪や病気にかかりやすくなる体質と言えます。

原因起きやすい症状起きやすい病気
ストレス
過労
睡眠不足
不規則な生活
だるい・疲れやすい
胃腸機能の低下
無気力感・抑うつ状態
食欲や性欲の低下
冷え性
胃下垂
うつ
腸虚弱
肌荒れ・湿疹
アレルギー性疾患

気虚タイプの改善方法

不足した気を補う食事をとるように心がけることが最優先です。

しかし胃腸が弱っているところに、スタミナたっぷりの食事では身体が付いていけません。

まずは胃腸の負担にならない、消化吸収が良いあたたかい料理を食べることが大切です。

生野菜や果物、冷たい物は胃腸の負担が大きいので、避けた方がベターです。

おすすめの食材は小麦やハト麦などの穀物類イモ類などは気を補う作用が高いので積極的にとりましょう。

そして睡眠不足も気虚の原因のひとつなので、しっかり睡眠をとって休養することも大切です。

瘀血タイプとは?

血は全身に栄養素や酸素を送り、また老廃物を回収する重要な役割を果たしています。

瘀血とは身体にとって重要な、血の流れが滞っている状態のことで血流が悪くなることを指します。

新鮮できれいな血が作られず、血がドロドロになって固まりやすくなることでさまざまな症状が起こります。

特に経血量が増えたり生理痛がひどくなる月経異常など、女性の身体に起きる症状や病気の大きな原因になるのです。

また女性にとって大切な美容面でも、シミやくすみなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

原因起きやすい症状起きやすい病気
ストレス
冷え
過労
睡眠不足
栄養不足
脂肪の多い食生活
運動不足
喫煙
月経不順・月経異常
ひどい生理痛
肩こり・頭痛
冷え
高血圧
便秘・おなかの張り
肌荒れ・クマ・シミ・くすみ
あざができやすい
唇や歯茎がむらさき色に
集中力低下
子宮筋腫
子宮内膜症
更年期障害
生活習慣病
不妊症

瘀血タイプの改善方法

身体をあたためて血行を良くすることが、瘀血タイプにもっとも大切なことです。

ストレッチやウォーキングなどの運動が効果的なので、意識して歩く時間を増やすようにしましょう。

そして身体を冷やさないように生野菜や冷たいもの、また脂肪の多い料理は避けること。

食物繊維が多い豆類や、いわしやサバなどの青魚をとることで血流が改善されます。

血虚タイプとは?

血虚とは血が不足して、血の機能が衰えている状態のことを指します。

血行が悪いことに加えてエネルギー源である気も不足しているため、気虚を併発する方も多いです。

また女性は毎月の生理で血を失うため、血が不足しやすい面があります。

減った分の血を補う栄養素をとる必要があるのですが、血虚になる方は栄養不足や睡眠不足など生活習慣に問題があります。

そのため血が作られずに不足するため、貧血やめまい、また肌や髪のトラブルが起きやすくなります。

原因起きやすい症状起きやすい病気
疲労
ストレス
栄養不足
冷え
睡眠不足

乾燥肌による肌トラブル
顔色が悪い
抜け毛・白髪
貧血
冷え性
めまい・立ちくらみ
不眠・眠りが浅い
月経不順・経血量の減少
アレルギー性皮膚疾患
不妊症
多膿疱性卵巣症候群

血虚タイプの改善方法

血や肉の素になる栄養素を食べ物からしっかりとって、血を増やすことが大切です。

赤身の肉、レバー、青魚、プルーン、なつめ、黒ゴマなどが、血虚タイプには必要な栄養素を含んだおすすめの食材です。

注意点として緑茶に含まれるカテキンは鉄分の吸収を阻害するため、食事中に緑茶を飲むのは避けてくださいね。

そして睡眠不足も血虚になる大きな原因なので、質の良い睡眠をしっかり取るようにしましょう。

水毒タイプとは?

水とはリンパ液など体内ある透明の液体と、その循環作用を指した言葉です。

正常であれば体内をめぐっているはずの水が、体内に余分な水がたまる、また水の代謝や分泌に異常が起きることを水毒といいます。

身体に水がたまることで、顔や足などのむくみや関節に水が溜まるといった症状が起起こります。

そして代謝と分泌の異常が起きると、汗が極端に多い又は逆に汗をかかない、尿の量も多い又は少ないといった症状が起こります。

特に女性は筋肉量が少なく身体に水をためこみやすい体質のため、むくみに悩む方が多くなるのです。

また水のめぐりが悪いと気のめぐりにも影響するため、身体の冷えも水毒の症状のひとつと考えられます。

原因起きやすい症状起きやすい病気
体内の水分の排泄異常
水分の取り過ぎ
冷え
むくみ・水太り
便秘・下痢
尿の量が多いor少ない
汗が多いor少ない
水のような鼻水がでる
めまい・立ちくらみ
吐き気・胃もたれ
関節に水がたまる
膀胱炎
老化現象
アレルギー性疾患
膠原病

水毒タイプの改善方法

身体に余分な水が滞っていてむくみがある人は、体内から水分を出す利尿作用のある食べ物をとるようにしましょう。

あずきや大豆、トウモロコシ、冬瓜、はと麦が、むくみにおすすめの食材です。

そして汗をかくように身体を動かすることで、さらに筋肉量も増えるので水をためこまない身体になれます。

一度に大量の水分を取らないように心がけ、あたたかい飲み物を少しずつ飲むようにしましょう。

また塩と砂糖のとり過ぎも水が身体にたまる原因になるため、薄味の料理や甘い物をとり過ぎないことを心がけましょう。

まとめ

いかがでしたか?

更年期症状に漢方薬は効果的なのですが、日常生活をどう過ごすかでも薬の効き目が変わってくるのですね。

また自分の体質は理解しているつもりでも、このように目に見える形で本当の体質を知ることができたかと思います。

更年期症状を改善するだけでなく、この先も健康的に過ごすためには問題のある体質を改善しましょう。

そして更年期症状が起きる大きな原因のストレスと、上手に付き合う方法を以下の記事でまとめていますので併せて参考にしてみてください。

 

Sponsored Link

\ SNSでシェアしよう! /

Belleminaの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Belleminaの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
Sponsored Link

ライター紹介 ライター一覧

mitsugu

mitsugu

Bellemina編集長のmitsuguです。
「役立つ情報をわかりやすくまとめてお伝えするメディア」を目指しています。
恋愛、結婚、美容、健康など、女性の生活にプラスになる記事を執筆してきます。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【引き寄せの法則】ネガティブ思考でも引き寄せられる体質になれる5つのコツ

  • 引き寄せの法則で恋愛・結婚が叶うって本当?幸せを引き寄せる5つのメソッド

  • 【結婚の挨拶】両親との関係に影響する?!正しい挨拶方法と好印象を与える5つのコツ

  • お見合い結婚で幸せになれるって本当?恋愛結婚にはない7つのメリット

関連記事

  • アラフォー独女でも諦めないで…!晩婚だからこそ幸せになれる方法があった!

  • 【婚活のメールが続かない人必見!】婚期を逃さないメール上手になれる7つの方法

  • 【東京で成婚率が高い結婚相談所】ハッピーカムカムは本当に凄かった!

  • 更年期に効果のあるサプリの選び方とおすすめサプリ5選

  • 【婚活女子必見!】女からデートに誘う4つのポイント教えます!

  • 共通の趣味を通して自然な出会いを掴もう!男性と出会える習い事20選