更年期症状が起きやすくなるストレス&考え方の解決策12選

女性は30代から40代にかけて、人生のターニングポイントが起きる時期です。
また女性ホルモン分泌が減りはじめることによる身体の変化と、30代以降の女性は20代とはまったく違う環境に置かれます。
そのため環境の変化によるストレスで自立神経が乱れること、また女性ホルモンの分泌の変化が重なることで更年期の症状が起きやすくなります。
言い換えればストレスは更年期症状が起きる、大きな原因でもあるという証拠なのです。
また更年期症状が起きるか起きないかの違いは、性格と物事の考え方も大きな影響を及ぼします。
そこで更年期症状を起こさないために、ストレス解消法や付き合い方、また考え方の見直し方をご紹介します。
Contents
更年期になりやすいストレスとは?
大人の女性につきものと言える、環境と身体の変化によるストレスは更年期の原因になり得る可能性が高くなります。
- 昇進で責任が重くなる
- 家族や友人との対人関係
- 離婚
- 親の介護
- 見た目の老化
- ホルモンバランスの変化
- 体力の低下
このように環境からくるストレスに加え、身体の老化を感じはじめることも大きなストレスになることも。
しかし原因は違ったとしても、ストレスと感じることすべては確実に精神的ダメージを与えます。
そこで30代を超えた女性に起きやすい、環境によるストレスと解決策を詳しくご紹介します。
無性にイライラする夫ストレス
休みになると家でゴロゴロ、家事を何も手伝ってくれない、やることすべてにイライラする…そんな夫ストレスを抱えている女性も多いのではないでしょうか?
子育てに忙しい時期を超えるとそんな夫ストレスをさらに強く感じ、今後もこの人と一緒にいるのかと思うと憂うつになる…
そんな夫ストレスを抱え続けることで、ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)、めまいや頭痛など更年期に似た症状が起きる夫源病になることも。
さらにメニエール病や突発性難聴といったストレスが原因で起きる症状も、夫源病がきっかけで起きることもあるのです。
夫源病とは読んで字のごとく、夫ストレスが原因で起きる身体の変化で、子供の手が離れて夫婦二人になる40代以降に発症する女性が多いです。
- 人前では愛想がいいが、家では不機嫌
- 上から目線で話をする
- 家事に手は出さない(手伝わない)が口は出す
- 妻や子どもを養ってきたという自負が強い
- 「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない
- 妻の予定や行動をよくチェックする
- 仕事関係以外の交友や趣味が少ない
- 妻が1人で外出するのを嫌がる
- 家事の手伝いや子育てを自慢する自称「いい夫」
- 車のハンドルを握ると性格が一変する
4個以下:セーフ今のところ夫源病の心配は少なそう。時には喧嘩をしてガス抜きすることも大切です。
5~7個:夫源病予備軍このままでは徐々に夫への不満が溜まり、夫源病になる可能性あり。夫の意識改革が必要です。
8個以上:明らかに夫源病夫の存在そのものがストレスとなり、すでに心身に不調が現れているかも。早急な対策が必要です!
引用元:eo健康 http://eonet.jp/health/healthcare/health69.html
これらのチェックリストにどれくらい当てはまりましたか?
更年期世代を超えても症状が治まらない場合、夫源病からくる症状と思ってほぼ間違いないと言われています。
それだけ更年期は夫婦関係のストレスに大きな影響を与えるのですね。
しかし夫ストレスをどれだけ受けていても、夫源病まで進行するには妻側の考え方が大きく関係しているのです。
- 夫に対して反論できない
- 自分が我慢すればいいと思ってしまう
- 良き妻、良き母でありたい願望が強い
- 世間体が気になる
- 人に相談することが苦手
このように夫の言いなりでイライラや悲しみを我慢してしまうタイプが、夫源病になりやすいと言われています。
夫ストレスの解決策はコミュニケーション
長年夫婦を続けていると、コミュニケーションが不足しがちになっていませんか?
夫婦と言えど四六時中一緒に過ごしているわけではないので、実はお互いにわからないことだらけなのが現実。
夫婦なんだから何も言わなくても通じ合っていると勘違いする夫と、話を聞こうとしないから言っても無駄と思う妻というすれ違い。
それは夫と向き合うことを避けてきた、お互いつらい時に支え合う、という夫婦としての関係作りができていない証拠でもあります。
そこで夫ストレスを感じ始めたら、話し合いの場を設けてコミュニケーションをとるようにしましょう。
仕事で心身共に疲れているから休日はゴロゴロしたいという夫の本心や、夫の言動に怒りやつらさを感じている妻の本心など、お互いに本音で話すことです。
その時に重要なのは妻側は感情的にならず冷静に、夫にわかるように会話で伝えるようにしましょう。
男性は感情的になった女性を避けたがる傾向があるので、積り積もったイライラを思い出してもグッとこらえて、夫に理解させることを目的に努めて冷静でいることが大切です。
そして夫ストレスをためないために定期的に会話する時間を設け、「調子はどう?」くらいの軽い感じで声かけをして、コミュニケーションのきっかけを作りましょう。
ひとりが不安になる離婚ストレス
離婚は簡単には決められないため、何度も話し合いをしてお互い納得して初めて成立するものですよね。
しかしながら離婚をしてひとりになると、子供がいる場合は経済面と今後の子育てなど、父親の役割も同時にしなければいけない不安に直面します。
新たな役割が増えたことがストレスになることに加え、離婚によって子供は少なからず傷付いている可能性もあります。
そのため子供への接し方に苦悩したりと、離婚によってストレスを感じてしまうこともあるのです。
離婚は最善の選択だと納得すること
経済面や子供の接し方に不安があったとしても、離婚することが最善の選択だったと納得することが大切です。
夫ストレスから解放されたのですから、新しい人生を前向きに楽しまないともったいないですよ。
そして大人が子供に対して不安に思っている、姓の変更や母親と父親を兼ねる役割の変化などは、離婚後半年~1年くらいで適応するというデータがあるのでさほど問題ではないようです。
それよりも注意すべきことは、別れた夫の悪口を子供に言わないこと。
離婚に至るには様々な理由があるものですが、別れた夫は子供の父親でもあることを忘れてはいけません。
そして父親の悪口を聞かされていると、子供の心の成長に悪影響を与えかねません。
夫婦としては破綻したとしても、子供の父親であることは尊重するようにしてくださいね。
大切な親の死別ストレス
「親孝行したい時に親はなし」
そんな言葉があるように親の死に直面した時、もっと親孝行したかった、最期を看取れなかった、という後悔を感じることはよくあること。
しかし親の死が突然であればあるほど、自責の念がさらに強くなる傾向が高くなります。
ある日突然に死という現実を突き付けられることで、亡くなった事実だけにとらわれて身動きが取れなくなるためです。
死別による悲しみも環境の変化によるストレスであるため、更年期症状が起きるひとつの原因といえます。
悲しみを乗り越えるプロセスを踏む
死別の悲しみを乗り越えるにはプロセスを踏むことで、死を受け入れ立ち直ることができるようになります。
- なかなか受け入れられない否認
- 亡くなった悲しみや後悔による絶望
- 今の生活に再び心を開く脱愛着
このような順を追っていくのですが、2の絶望をしっかり経験しないと、いつまでも立ち直れずに引きずってしまいます。
上手く泣けなかった、葬儀で忙しく泣く余裕がなかった、そんな方は特に立ち直りが遅くなることに。
そんな方は遺品整理をしながら涙をたくさん流すことで、死別を受け入れられるようになります。
人は悲しみを否定すると心をが病むことがあるので、悲しい時は思いっきり泣くことも大切なのです。
今から覚悟しておく親の介護ストレス
30代を超えると親も年齢を重ねていくため、突然の入院や病に倒れることも珍しくありません。
親の近くにいる場合や他に頼れる人がいない場合、仕事と家事、介護とすべてをひとりで抱え込んでしまいがちに。
子育てと違って終わりが見えない介護は、独特のストレスとなって重くのしかかってきます。
加えて日々の生活にも追われていると介護以外のストレスも重なり、更年期症状がいつ起きてもおかしくない状態に。
そして更年期を発症している時に介護する立場になると、介護うつになる可能性が高くなると言われています。
それだけ介護は心身ともに疲労を感じさせますが、でも放棄するわけにもいかない板挟み状態になってしまうことに。
他の人に頼めることは遠慮なく頼む
「自分がやらなければ誰がやる」そんなタイプの方は兄弟姉妹が頼りなく見えてしまい、助けを求めようとしない面があります。
そんな義務感を持って介護したとしても、ひとりでは確実に行き詰まる時がやってきます。
そうならないためには他の人に頼めること、例えば食事の支度や買い出しなどは、兄弟姉妹やヘルパーさんに頼むようにしましょう。
人に頼むことで自分ひとりの時間を確保でき、介護ストレスをこまめに発散できます。
そもそも介護をひとりでやるのは無茶なこと、そう覚えておくといざその時がきても罪悪感なく人に頼めるようになりますよ。
子供の成長によるストレス
子供の成長は嬉しいこともたくさんありますが、時として悩みやストレスになることがあります。
- 子供の反抗期によって、親として否定された気持ちになる
- 子供が独立したことで、心にぽっかり穴が開いてしまう
反抗期の子供が口を聞かなくなり、一緒にいることも拒むようになる反抗期特有の主張に悩むお母さんは多いでしょう。
それによって親として否定された気持ちになり、今までの子育ては何だったの…と自信喪失でストレスを感じてしまいます。
また就職でひとり立ちする子供を明るく送りだしたものの、母親という役割を失った気持ちになって心に穴が開いてしまうことも。
その悲しみがあまりにも長引くとストレスになり、更年期症状だけでなくうつ病を発症する可能性もあるので注意が必要です。
反抗期は大人になるための通過点
親よりも友達や先輩の方が親しく感じ、親と距離を置こうとするのが反抗期の特徴です。
それは親の影響下から離れることで、自分自身の価値観と人間関係を確立するための行動なのです。
つまり大人になるための段階を踏んでいる状態なので、決して親と子育てを否定しているわけではないことを理解しましょう。
そして反抗期の子供を持つ親は子供の行動に一喜一憂せずに、大人としてどっしり構えて動じないことも大切。
反抗期であることを親が肯定してくれていると子供が感じれば、いずれ反抗期は過ぎ去って対等に話せるようになりますよ。
母親喪失ストレスを受け入れる
子供の世話をするという母親の役割がなくなることは、母親としてのアイデンティティを失ったことなのでさびしいのは当然です。
もし涙が出るくらいさびしいのであれば、思いっきり泣いて悲しみを受け入れましょう。
そうすることでさびしさは次第に薄れていき、子供がいない生活にも慣れていくのです。
そして注意してほしいことは、子供にさびしさの解消を求めないこと。
一人暮らしの自宅に事あるごとに押しかけては、子供も迷惑に感じるだけでなく、子供が家を出たことに罪悪感を覚えてしまいます。
子供の人生の可能性を狭めることにならないよう、さびしさをグッと堪えて見守ることも大切です。
将来の不安を感じる老後ストレス
終身雇用制度がなくなった今、契約社員や派遣社員など、正社員以外の働き方が増えています。
派遣切りという社会問題が起きたため、派遣社員についての法整備もされましたが、雇用が景気に左右される不安定さは変わりません。
雇用形態は女性に限らず男性も同じ状況なので、老後に向けての経済的な不安がストレスになってしまうことも。
歳を重ねることもお金が底をつきることも未経験だからこそ、誰しも不安に思うのは当然のことです。
しかし不安になり過ぎると今を楽しめなくなり、ストレスばかりで頭がいっぱいになってしまいます。
今からやれることを始めましょう
退職金の額もアテにならない、年金だけで暮らしていくのは不安と感じる方も多いでしょう。
そんな経済的な不安を解消するためには、堅実にコツコツと貯蓄をしていくことで安心感を得られます。
また老後のための資産運用や個人年金など、働けるうちにやれることはたくさんあります。
ただ不安になるばかりで何もしなければ、老後に苦しい生活を送るハメになってしまいますよ?
毎月数千円だとしても、10年以上続ければそれなりの額になります。
今の生活でギリギリという方は副業するという手段もありますし、徹底的に節約するという方法もあります。
老後をのんびりと暮らしていくために、今からやれることをやることで不安も次第に解消していきますよ。
ひとりになった時に心強い身近な人間関係
老後の不安は経済面だけではなく、伴侶との別れや子供の独立などで孤独になることも含まれます。
かつて老後の面倒は子供が見るものという暗黙の了解がありましたが、現代では難しいのが現実です。
また生涯独身でいるという選択をする人も増え、おひとりさまで老後を送る男女も珍しくありません。
しかし老後をひとりで過ごすことは、病気になった時や孤独死のさびしさと不安を誰しも感じるものです。
それを解消するためには家族はもちろんのこと、地域の人や長年の友達など、身近な人間関係を密にしておくこと。
何かあったときお互い助け合える関係を持つことで老後の不安が解消され、またその安心感はとても大きいものです。
その関係を継続するためには、日ごろから思いやりを持ち、会話を絶やさず良好な関係にするための努力も忘れないようにしましょうね。
関係が悪化する友達ストレス
ずっと仲の良い友達だったのに突然ケンカしたり疎遠になることは、30代を超えてから経験がある方が多いのではないでしょうか?
独身、既婚、子供の有無などの環境の違いが大きくなり、お互いの生活の格差があらわれることで関係が微妙になるのです。
経済的に恵まれているなどの嫉妬や羨望が入り交じると、どんなに仲が良くても感情が揺らいでしまうもの。
また貴重な友達を失いたくないという気持ちもあるため、無理をして関係を続けることでストレスが強くなってしまいます。
人間関係を再構築することも必要
更年期世代の40代以降は環境の違いに加え、更年期症状の出方の差など、さまざまな変化がおとずれる時期。
理解されないストレスでも触れているように、症状には個人差が大きいため、症状が重いと友達らしいことができなくなるのです。
人と会いたくない、外出すらできない、人の話を聞くのがつらい…こんな状況ならば、思い切って一時的に疎遠になることも大切。
『更年期で苦しんでいるのに、自分の話をしたいばかりの友達にうんざりして関係を切った』
こんな体験談から読み取れるのは友達側も悩みがあって聞いてほしい、けれど聞いてあげる余裕がなくなるのが更年期。
すなわちストレスを感じる友達との関係を見直すことを考えておくことで、更年期症状を予防できる可能性も高くなるのです。
更年期症状が理解されないストレス
更年期の症状は発症に個人差が大きく、寝込むほどつらい人や、すぐに終わる人など十人十色。
そのため同世代の女性であっても更年期症状のつらさを共感してもらえない、という悩みからストレスに発展することがあります。
それに加えて夫や家族の理解が得られずに苦しむ女性も多く、孤独な状況下で症状がさらに悪化することも。
- 起きられず家事ができないでいたら、怠け者と言われた
- 更年期は都合のいい言い訳だと言われる
つらい症状に悩んでいる時に、このような言葉を言われたら傷付くのは当然ですよね?
更年期がきっかけになって離婚を考える夫婦も多く、熟年離婚が増えた一因でもあります。
友達なら同じ症状の経験者&更年期が済んだ人に
友達に理解を求める場合、なるべく同じ症状を経験したことのある人に話すようにしましょう。
あまり症状が重くなかった人には、例え同年代だとしてもつらい症状は理解されないものなのです。
なので友達や知人に話す際は、同じ症状を経験し、その症状を乗り越えた年上の女性に話した方がいいでしょう。
もし同年代の友達しかいない場合、更年期症状を抱えていない友達に話すべきです。
なぜなら更年期症状が出ているときは、人に会いたくない・人の話を聞くのがつらいという傾向が強くなります。
もしかしたら友達も同じ更年期で悩んでいるにもかかわらず、無理をしてあなたの話を聞いてくれているかもしれません。
それに気付かないでいて友達から距離を置かれてしまった、という経験をしている方は多いのです。
また注意すべき点は同年代の友達に話す場合、下手なアドバイスをせずただ話を聞いてくれる、そんな友達に打ち明ける方ようにしましょう。
夫や家族の理解を深めるには説明を
夫や家族の理解が得られない悩みを抱えている方は、症状を言葉で説明していない場合や、言ったとしても理解しようとしてくれない場合があります。
症状が重く話す気力がなかったり、どうせ理解してくれないと諦めてしまうことが、いつまでも理解されない原因に。
またつらい症状を言葉でうまく説明できなかったり、精神的な症状を抱えていても見た目は元気と勘違いしている場合は理解されにくいという面もあるでしょう。
一番良い方法は夫や家族に一緒に病院に行き、医師の話を一緒に聞くことで、どれだけつらい症状に悩んでいるのか理解してくれるはずです。
しかし夫が婦人科に行くのに抵抗があるなら、更年期症状について書かれたネット記事、書籍などを読んでもらう方法から試してみてください。
更年期になりやすい考え方のクセとは?
人は誰しも落ち込んだり不安になりますが、すぐ前向きになれる人もいれば、しばらく思い悩んでしまう人もいます。
特に後者のようにクヨクヨと悩んでしまうタイプの方は、ストレスをよけいに感じることで更年期症状が起きやすくなるのです。
逆を言えば、物事を良い方向に考えることができる楽観的なタイプは、更年期の症状が出にくいと言えます。
またストレスを感じやすい考え方は、以下のように6パターンあります。
- 小さなミスも許せない完璧主義タイプ
- マイナスばかり目に付く悲観主義タイプ
- すべては自分が悪い自己嫌悪タイプ
- ~すべきと考える義務感タイプ
- 何もかも決めつける思い込みタイプ
- 失敗をひきずる負のスパイラルタイプ
更年期は女性ホルモンの変化とストレス以外に、上記のような考え方のクセがあると自分が振り回されてしまうことに。
また体調の変化に気付いたときに『とうとう更年期がきた』と決めつけると、本当に更年期症状がはじまるとも言われています。
女性ホルモンと脳は密接に関係しているため、『ホルモンバランスが乱れているだけ』と楽観的に考えると更年期症状を回避できるという話もあるほどです。
そして考え方のクセが悲観的な場合、知らず知らずのうちに自分自身でストレスを作っているとも言えます。
良くない考え方のクセを持っていると自覚した上で、考え方を見直すことで抱えてているストレスが軽減できるようになります。
- 計画通りにいかなくても、明日やればいいと思うようにする
- いつもの考え方から、前向きで柔軟性のある考え方に変える
:病気が見つかったからもうダメかも⇒早い段階で見つかってよかった
:あいさつしたのに無視された⇒気付かなかったか聞こえなかっただけ
:失敗したからまた次も失敗するかも⇒次から失敗しなければいい - 自己嫌悪でいっぱいになったら、自分の長所に目を向ける
- 『~すべき』という自分ルールを、『~できればいい』に変える
性格や考え方は長年培ったものなので、簡単には変えられない面も確かにあるでしょう。
しかし見直すことなど無理と諦めてしまったら、自分自身で作り出すストレスによって更年期症状に悩まされる可能性が高くなります。
約10年後の自分が元気に毎日を過ごす未来のために、少しずつやれる範囲で自分の内面を変える努力を重ねていきましょう。
楽しむことでストレス解消&更年期予防
更年期症状を解消することに加え、更年期予防にもなるストレス解消法はただひとつ。
それは心から楽しいと思えることをすると、ストレス解消だけでなく身体に嬉しい効果をもたらしてくれるのです。
- 好きなアイドルや歌手のライブに行く
- 好きな俳優の作品を片っ端から観る
- 余計なことを考えず没頭できる趣味を持つ
これらのような楽しい、大好き、ワクワクすることをすると、幸せホルモンのセロトニンやドーパミンが増えてストレスが解消につながります。
それだけでなく恋愛や好きなアイドルや俳優にときめくことで、女性ホルモンの分泌も活性化されると言われています。
- 長年生理が来なかった女性が恋愛を経験して生理が復活した
- 好きなアイドルのDVDを観る間は更年期症状が消える
- 趣味を持ったことで更年期の症状が軽減された
ときめきと楽しいことはこんなにも素晴らしいパワーを与えてくれるので、いくつになっても楽しめる趣味や好きなことを探してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ストレスと考え方のクセを改善することで、更年期の予防、また更年期の症状をやわらげる効果が期待できるのですね。
30代、40代はさまざまな環境の変化がおとずれる時だからこそ、ストレスと上手く付き合うことがとても大切なのです。
また食生活や運動などの生活習慣にも気を配ると、更年期の症状をさらに予防できる効果が期待できます。
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